犬の救急車はある?全国のペット救急車一覧と利用できないときの対処法【2026年最新】

以前、愛犬の心臓が止まってしまったとき、自分で車を運転して動物病院へ向かうという経験をしました。

心臓マッサージや人工呼吸を続けたくても、きちんと処置ができたのは信号待ちで車が止まっているときだけです。

救命処置の方法を知っていても、一人では運転と処置を同時に行うことはできないもどかしさを痛感した出来事でした。

だからこそ、もしものときに困らないよう、自分の地域で利用できるペット救急車を事前に確認しておいてほしいと思います。

そこでこの記事では、全国のペット救急車・緊急搬送サービスと、利用できない場合の対処法を愛玩動物救命士が解説します。

高田菜月
執筆者

ペットフーディスト / 犬の管理栄養士 / ペット食育士1級 / 動物介護士 / CPD認定犬の認知機能不全症候群修了 / ペット看護士 / ホリスティックケア・カウンセラー ほか

たかだ なつき(高田 菜月)

ペット関連の保有資格は20種以上。4匹の愛犬たちの出産から闘病、介護、看取りまでを20年以上にわたり経験。リアルな知見を活かし、ペット専門ライターとして数々のメディアで記事の執筆・監修を行う。現在もチワックス2匹、ポメチワ1匹、カニンヘンダックス1匹の4匹と暮らす。

目次

ペットにも救急車はある!ただし利用できる地域は限られる

犬や猫などのペットにも、急病やケガの際に動物病院まで搬送してくれるペット救急車などの民間のサービスがあります。

不思議なもので、犬が体調を崩すのは日曜日や祝日、夜間の時間帯など、動物病院が閉まっているときが多くないですか?

犬の状態によっては早急な受診が必要になりますが、受診できる動物病院を探すだけでも大変ですね。さらに、車がない、愛犬が大きくて一人では運べないなど、移動手段が問題になることもあるでしょう。

そんなときに利用できるのが、ペット救急車や緊急搬送サービスです。

ただし、全国どこでも利用できるわけではなく、対応している地域は限られているため、あらかじめ自宅周辺で利用できるサービスを確認しておきましょう。

全国のペット救急車・緊急搬送サービス一覧

※サービス名をクリックすると、詳しい紹介へ移動します。

スクロールできます
対応地域サービス名対応時間
全国ジャパンペットタクシー
公式サイト
24時間対応
全国COCOタク
公式サイト
24時間対応
東京都23区・
千葉県の一部
東京ペット救急車 なごみ
公式サイト
24時間対応
東京都・埼玉県・
神奈川県・千葉県の一部
動物救急センター
公式サイト
要確認
(夜間搬送対応あり)
首都圏一円動物救急車
公式サイト
24時間対応
千葉県・東京都・
埼玉県
コインペットタクシー「シエロ」
公式サイト
24時間対応
名古屋市・尾張地域安心タクシー
公式サイト
夜間救急センター
受診時に利用可
岐阜県・岐阜市周辺アニマル救急車
公式サイト
24時間対応
滋賀県ZEROペットタクシー
公式サイト
24時間対応
大阪・兵庫などペットタクシー Comasuke
公式サイト
24時間対応
大阪・京都・兵庫・
奈良・滋賀
ペットレスキュー
公式サイト
20:00~翌5:00

今回、全国のサービスを調べてみると、「ペット救急車」と呼ばれていても対応内容にはかなり違いがありました。

一般的なペットタクシーとして夜間・緊急時の通院送迎に対応しているところもあれば、酸素設備やストレッチャーを備えているところ、動物病院から高度医療施設へ運ぶ施設間搬送を専門としているところなど、サービスの形態はさまざまです。

そのため、利用できるサービスが近くにあるかだけでなく、愛犬の大きさや状態に合った搬送ができるかまで確認しておくことが大切です。

ここからは、各サービスの特徴や利用条件を詳しく見ていきましょう。

【全国】ジャパンペットタクシー

ジャパンペットタクシーは、北海道から沖縄まで全国に対応しているペット専用タクシーです。全国20の政令指定都市とその周辺では特に多く稼働しています。

救急搬送だけでなく、大学病院・高度医療施設などへの長距離搬送も依頼できるため、自宅周辺では受けられない診療が必要になったときも利用しやすいでしょう。

ただし、地域によって配車状況や車両が異なるため、大型犬の場合は事前に確認しておくことをおすすめします。

対応時間24時間/365日
当日・緊急依頼〇
大型犬△ ※地域・車両により異なる(要確認)
連絡先070-2404-5209
公式LINE
公式サイトジャパンペットタクシー

【全国】COCOタク

COCOタクは、全国70店舗を展開するペットタクシーの全国ネットワークです。公式サイトから、住んでいる地域を担当する店舗を探すことができます。

車両にはスロープが備えられ、大型犬はもちろん、体の大きさによっては2〜3頭まで一緒に乗車できるので、多頭飼いの場合でも利用しやすいでしょう。

愛犬はキャリーに入れず、飼い主さんが抱いた状態でも乗車できますよ。

対応時間24時間/365日
当日・緊急依頼〇
大型犬〇
連絡先最寄りの店舗へ
公式サイトCOCOタク

【東京都23区・千葉県の一部】東京ペット救急車 なごみ

東京ペット救急車 なごみは、東京都23区を中心に、市川・本八幡など千葉県の一部にも駆けつけてくれるペット救急搬送サービスです。

救命道具の貸し出しがあり、誤飲吸引器や人工呼吸器、止血用品などを車内に備えているほか、最寄りの夜間対応病院が見つからない場合は相談できるのも心強いですね。

ただし、ドライバーは救命処置を行えないため、車内で必要な処置は飼い主さん自身で行う必要があります。

対応時間24時間/365日
当日・緊急依頼〇
大型犬〇
連絡先090-3687-0331
公式サイト株式会社なごみプロモーション ペット救急搬送車

【東京都・埼玉県・神奈川県・千葉県の一部】動物救急センター

動物救急センターの動物救急車は、かかりつけの動物病院からER高度救命救急センターなどへ、重症の犬や猫を搬送するためのサービスです。

一般的な搬送車とは異なり、「移動動物病院&手術室」として、人工呼吸器や酸素設備、点滴機器などを搭載。人工呼吸管理を続けながらの搬送や、点滴・輸血をしながらの移動にも対応しています。

緊急時の依頼も受け付けていますが、常時出動できるわけではないため、まずは電話で出動可能か確認が必要です。

対応時間要確認(夜間搬送対応あり)
当日・緊急依頼〇 ※出動可能か要確認
大型犬〇
連絡先070-8509-1968
公式サイト株式会社動物救急センタープロジェクト

【首都圏一円】動物救急車

動物救急車は、自宅から「アニマルメディカルセンター」「東京動物病院24」「日本動物救急医療センター」へ搬送を行ってくれます。

車両には酸素吸入設備が備えられており、獣医師の指示があれば酸素を使用しながらの移動も可能です。完全予約制ですが、急変による救急搬送にも対応しており、救急患者を優先してもらえるのは安心なのではないでしょうか。

ただし、昼間は田園調布を起点に15km以内の搬送に限定されているので注意してください。

対応時間24時間
当日・緊急依頼〇
大型犬〇
連絡先0120-595-119
公式サイト動物救急車

【東京都・千葉県・埼玉県】コインペットタクシー「シエロ」

コインペットタクシー「シエロ」は、千葉県松戸市を拠点に、千葉県・東京都・埼玉県を中心に送迎を行うペットタクシーです。

深夜や早朝の救急動物病院への搬送にも対応しています。料金も、最初の3kmが550円に設定されているのはありがたいですね。

ただし、緊急・救急時にもできる限り対応してもらえますが、当日の予約は難しい場合もあるので注意しましょう。

対応時間24時間/365日
当日・緊急依頼〇
大型犬〇
連絡先080-8097-7181
公式サイトコインペットタクシー「シエロ」

【名古屋市・尾張地域】安心タクシー

安心タクシーは、名古屋市獣医師会と名鉄タクシーホールディングスが連携して行う、名古屋夜間動物救急センターへの搬送支援です。

利用する際は、まず名古屋夜間動物救急センターへ電話して受け入れを確認し、その後に名鉄タクシーへ配車を依頼します。

ドライバーは救急センターの場所を把握しているため、急いでいるときに道順を説明する必要がないのも助かりますね。

対応時間夜間救急センター21:00~翌2:00(電話受付は翌1:30まで)
当日・緊急依頼〇
大型犬△ 要相談
連絡先052-263-9911
公式サイト安心タクシー

【岐阜県・岐阜市周辺】アニマル救急車

アニマル救急車は、岐阜県岐阜市を拠点とするペット緊急搬送サービスです。

車内には専用の酸素カプセル(酸素室)が完備されているので、呼吸に不安がある犬でも移動中の負担を軽減してあげられます。大型犬や複数頭にも対応しているのも助かりますね。

ただし、拠点数が少なく、地域によっては対応していないこともあるので、事前に対応地域か確認しておくといいでしょう。

対応時間24時間/365日
当日・緊急依頼〇
大型犬〇
連絡先058-216-1225
公式サイトアニマル救急車

【滋賀県】ZEROペットタクシー

ZEROペットタクシーは、滋賀県栗東市を拠点とするペットタクシーです。

ケージに入れず、飼い主さんが抱いた状態で乗車できるのも特徴です。ただし、ペットだけの乗車はできず、飼い主さんの同乗が必要になります。

また、狂犬病ワクチンや混合ワクチンを接種していない場合は利用できないため、注意してください。

対応時間24時間
当日・緊急依頼〇
大型犬〇
連絡先077-599-1182
公式サイトZEROペットタクシー

【大阪・兵庫など】ペットタクシー Comasuke

ペットタクシー Comasukeは、大阪北摂を中心に京都など近畿一円で送迎を行うペットタクシーです。近畿から全国への長距離搬送にも対応しています。

夜間の救急送迎では、国際認定ペットセーバーを取得したスタッフが対応。必要に応じて、夜間診療を行っている動物病院を案内してもらうこともできるのは助かりますね。

ただし、狂犬病予防接種や混合ワクチンを受けていない場合は利用できません。

対応時間24時間/365日
当日・緊急依頼〇
大型犬〇
連絡先050-8893-1378
公式LINE
公式サイトペットタクシー Comasuke

【大阪・京都・兵庫・奈良・滋賀】ペットレスキュー

ペットレスキューは、関西エリアで夜間の救急搬送を専門に行うサービスです。20時~翌朝5時まで年中無休で利用できます。

ペットセーバーの資格を持つスタッフが対応し、車内には応急処置キットを搭載。動けない大型犬には犬用ストレッチャーが用意され、スロープを使って車内へ運び込めるようになっています。

ただし、こちらも狂犬病予防接種や混合ワクチンを受けていない場合は利用できないため注意してください。

対応時間20:00~翌5:00/年中無休
当日・緊急依頼〇
大型犬〇
連絡先080-1101-7385
公式LINE
公式サイトペットレスキュー

ペット救急車を利用するときに知っておきたい4つのこと

ペット救急車は、愛犬を自力で動物病院まで連れて行くことが難しいときに頼れるサービスです。

ただし、サービスによって対応内容や利用条件が異なるため、いざというときに慌てないよう、利用前に確認しておきたいポイントがあります。

車内で救命処置をしてもらえるとは限らない

ペット救急車を利用しても、車内で救命処置をしてもらえるとは限りません。

サービスによっては、あくまで動物病院までの「搬送」が中心で、心臓マッサージや人工呼吸などの救命処置に対応していない場合もあります。

そのため、愛犬の状態によっては、飼い主さん自身で必要な応急処置を行いながら病院へ向かうことになるでしょう。

その場合、搬送先の動物病院に電話で状態を伝え、指示を受けながら対応してください。

また、応急処置用品や酸素設備などを備えているサービスもあり、搬送中に対応できる内容はそれぞれ異なります。

利用する際は、搬送中にどこまで対応してもらえるのかを確認しておくことが大切です。

利用する前に動物病院へ受け入れを確認する

ペット救急車を利用する前に、搬送先の動物病院が受け入れ可能か確認しておきましょう。

ペット救急車では、飼い主さん自身で搬送先の動物病院を探すのが一般的です。

また、動物病院側でも、急患は来院前の電話連絡を求めているところも少なくありません。特に夜間や休日救急では、事前連絡が必要な場合があります。

動物病院へ電話するときは、愛犬の症状や現在の状態を伝えたうえで、これから向かっても診てもらえるか確認してください。

受け入れ先が決まっていれば、ペット救急車が到着してからスムーズに病院へ向かえるでしょう。

すぐに来てもらえないこともある

ペット救急車に連絡をしても、すぐに来てもらえない場合がある点は理解しておきましょう。

車両の台数が限られていたり、すでにほかのペットを搬送していたりすると、到着までに時間がかかることがあります。

愛犬の状態が緊迫している場合は、ペット救急車の到着を待つべきか、自家用車やタクシーなど別の手段で向かうべきか、搬送先の動物病院にも相談してください。

特に夜間や休日は依頼が重なる可能性もあるため、1社が対応できない場合に備えて、利用できるペット救急車やペットタクシーを複数調べておくと安心です。

ペット救急車でも緊急走行はできない

ペット救急車という名前でも、人の救急車のようにサイレンを鳴らして優先的に走行できるわけではありません。

民間のペット救急車は、道路交通法上の「緊急自動車」には該当しないため、一般の車と同じように信号や交通ルールを守って走行する必要があります。

そのため、道路が混雑していれば動物病院への到着に時間がかかってしまうこともあるでしょう。

愛犬が急変したときは、一刻も早く病院に連れて行きたいと思いますよね。その気持ちはよく分かります。

しかし、愛犬を安全に搬送するためにも、ドライバーに無理な運転を求めたりせず、車内では愛犬の付き添いや声かけに専念してくださいね。

近くにペット救急車がないときの対処法

ペット救急車は便利なサービスですが、地域によっては利用できなかったり、対応エリア外だったりすることもあります。

その場合、どうしていいのか困ってしまいますね。

ここでは、近くにペット救急車がないときの対処法を見ていきましょう。

家族や知人に運転をお願いする

家族や知人に運転をお願いして、自分は愛犬のそばに付き添いましょう。

とくに、酸素を吸わせる必要があったり、応急処置や救命処置を続けながら病院へ向かう場合は、一人で運転と処置を同時に行うことは難しいため、運転する人と愛犬に付き添う人を分ける必要があります。

急変時はすぐに頼める人が見つかるとは限らないため、あらかじめ運転をお願いできる家族や知人を確保しておくことが大切です。

タクシー会社に確認する

一般のタクシーでも、会社や乗務員によっては犬を乗せてもらえる場合があります。

ただし、ペットの同乗条件は各社で異なり、キャリーに入れることを求められることも少なくありません。

大型犬やキャリーに入れられない犬では、利用できない可能性もあるため注意が必要です。

緊急時に慌てないよう、近隣のタクシー会社へ犬の同乗が可能か、どんな条件があるかを事前に確認しておきましょう。

今は配車アプリもありますが、あらかじめ犬の同乗が可能なタクシー会社を確認しておけば、対応している会社を選ぶことができますよ。

ちなみに、私は愛犬たちの通院にタクシーを利用していた時期もありましたが、犬を乗せることを快諾してくれる運転手さんに電話番号を聞き、通院時は毎回その方にお願いしていました。

普段から犬の乗車に寛容な運転手さんを見つけておくと、急な対応が必要になったときにも相談しやすいでしょう。

往診・ドクターカーを利用する

近くにペット救急車がない場合は、獣医師に自宅まで来てもらう「往診」も選択肢のひとつです。

往診している動物病院や、獣医師が医療機器などを載せた車で訪問するドクターカーなどもあり、中には夜間往診に対応している場合もあるので、確認しておくといいでしょう。

また、普段は往診を行っていない動物病院でも、愛犬の状態やこれまでの診療状況、その日の診察状況によっては対応してもらえることがあるので相談してみてください。

私も、愛犬が昏睡状態で動かすことが難しかったときに、かかりつけの獣医師に自宅まで来てもらえて、すごく助かりましたよ。

ただし、往診では持参できる医療機器や薬剤に限りがあるため、動物病院と同じ処置ができるわけではありません。

そのため、あらためて病院での検査や治療が必要になることもあります。

それでも、自宅で処置を受けることで一時的にでも状態が落ち着けば、家族や知人へ連絡したり、タクシーを手配するなど、病院へ連れて行くための次の手段を探す時間につなげられるでしょう。

愛犬の急変に備える4つの事前準備

愛犬が急変してから必要な情報を探し始めるのでは、受診につなげるまでに余計な時間がかかってしまいます。

緊急性が高い状態の場合では、わずかな時間の遅れが命にかかわることもあるため、もしものときに少しでも早く動物病院へ連れて行けるよう、あらかじめ必要な準備をしておきましょう。

救急対応できる動物病院を2~3か所調べておく

かかりつけの動物病院が休診だったり、診療時間外に愛犬が急変したりしたときに備えて、救急対応できる動物病院を2~3か所調べておきましょう。

救急病院によって、診療時間は異なります。

なかには、来院前の電話連絡を必須としている病院もあり、すでに重篤な症例に対応している場合などは受け入れが難しいことも珍しくありません。

そのため、1か所だけではなく複数の候補を持っておくことが大切です。

自宅からの距離や所要時間、電話番号、診療時間、休診日などをまとめておくと、いざというときに慌てなくて済むでしょう。

また、救急病院は、現金のみ、クレジットカードのみなど、利用できる決済方法が限られていることもあるため、支払い方法も確認しておくことをおすすめします。

利用できるペット救急車・タクシーをスマホに登録しておく

自宅周辺で利用できるペット救急車や、犬を乗せられるタクシー会社が見つかったら、連絡先をスマホに登録しておきましょう。

緊急時にその都度検索していると、必要なサービスがすぐに見つからなかったり、対応エリアや営業時間を確認するだけでも時間を取られてしまいます。

「ペット救急車」「犬OKタクシー」など、ひと目でわかる名前で電話帳に登録し、公式サイトもブックマークしておくと便利ですよ。

また、1社だけではすぐに対応してもらえない可能性もあるため、利用できるサービスが複数ある場合は、いくつか登録しておくといいでしょう。

既往歴・服用している薬・検査結果をまとめておく

救急時は、かかりつけではない動物病院を受診することもあるため、愛犬がこれまでにかかった病気や現在治療中の病気、服用している薬、直近の検査結果などを、獣医師がすぐに確認できるようまとめておきましょう。

特に薬は、名前だけでなく「何mgを1日何回飲んでいるか」までわかるといいですね。

血液検査や画像検査などの結果も、紙で保管するだけでなくスマホで撮影しておけば、急な受診でもすぐに提示できておすすめです。

こうした情報は、初めて診る獣医師がこれまでの経過を把握し、必要な検査や治療を検討するうえで役立ちます。

ワクチンの接種証明書を準備しておく

ペット救急車やペットタクシーを利用するときに備えて、狂犬病予防注射や混合ワクチンの接種証明書をすぐに提示できるよう準備しておきましょう。

ペット救急車やペットタクシーの中には、狂犬病予防注射や混合ワクチンを接種していない犬は乗車できないと定めているところもあります。

とはいえ、病気などの理由でワクチン接種ができないことも、珍しくありません。その場合は、獣医師に猶予証明書を発行してもらっておきましょう。

私も高齢の愛犬たちがワクチンを接種できず、かかりつけの動物病院にお願いしたところ、3〜4日ほどで用意してもらえましたよ。

ただし、猶予証明書があっても必ず乗車できるとは限らないため、利用を考えているサービスにも事前に確認しておくと安心です。

まとめ|愛犬を救急搬送できる手段を考えておこう

ペット救急車を使わずに済むことが一番ですが、愛犬がいつ急変するかは誰にもわからないことです。

もしものときに少しでも早く動物病院を受診できるよう、今のうちから搬送手段を考えておきましょう。

また、今回ご紹介した4つの備えも、しっかり準備しておいてくださいね。

こうした備えが、愛犬の命を守ることにつながります。

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この記事を書いた人

たかだ なつき(高田 菜月)のアバター たかだ なつき(高田 菜月) ペット専門ライター・ペット専門家

長年人間の介護に携わってきたが、寝たきりになった愛犬の介護をきっかけにペット業界へ。
ペット専門ライター歴は7年。
すべての犬猫が幸せに暮らせる社会の実現を目指し、さまざまなメディアで犬の食事や健康、介護、ペット保険などの記事の執筆・監修を行う。ペット専門ライティングチーム「いぬのことば」も運営。

18歳・17歳・16歳・14歳と、4匹の愛犬を最期まで自宅で介護し、看取った経験を持つ。現在も4匹の愛犬と暮らしながら、老犬のためのオンラインサロン「いぬのじかん」を運営。実店舗における老犬のトータルケアサロン開業に向けても準備中。

【保有資格】
動物介護士 / ペット終活アドバイザー / CPD認定 Canine Cognitive Dysfunction(CCD)修了 / ペットフーディスト / ペット食育士1級 / 犬の管理栄養士 / 英国RQF認定 Level 3 Certificate in Canine Nutrition(受講中)/ メディカルトリマー / ホリスティックケア・カウンセラー / ペット看護士 / 愛玩動物救命士ほか
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