【獣医師執筆】老犬のパテラに食事でできることは?食事管理やおすすめ食材

愛犬が年齢を重ね、パテラで歩き方に異変が見られると、心配になりますよね。

そんなとき、

「パテラにいい食材はある?」
「体重を増やさないためにはどんな食材がいいのだろう?」
「食事以外で気を付けるべき点とは?」

といった疑問を持つのではないでしょうか。

パテラ(膝蓋骨脱臼)とは、膝のお皿にあたる「膝蓋骨(しつがいこつ)」が本来あるべき位置から外れてしまう病気をいいます。

特に小型犬で多くみられ、老犬になると痛みから歩くことを嫌がったり、関節炎を併発したりして生活の質が大きく低下することも少なくありません。

一方で、一度発症したパテラを食事だけで治すことはできないものの、適切な食事管理による体重管理や栄養管理で、関節の健康維持をサポートすることができます。

この記事では、老犬のパテラに食事でできることや食事管理のポイント、おすすめの食材や栄養成分、生活環境での注意点を獣医師が分かりやすく解説します。

最後までお読みいただき、パテラがある愛犬の健康管理の一助になれば幸いです。

浅川雅清
獣医師

獣医師国家資格 / 動物介護士 / 犬の管理栄養士マスター / 日本獣医腎泌尿器学会認定医(2026年4月~) / Hillsフードアドバイザープログラム修了 / ノビバックワクチンアドバイザープログラム修了

浅川 雅清

獣医師歴10年。2016年4月から東京都内のペットショップ併設の動物病院に勤務。分院にて院長として勤務した後、フリーランスとして独立。2026年6月に浅川ペットケアクリニックを開院。診療業務の他、往診や記事作成、ペット用品の商品監修など幅広い業務を行う。

目次

老犬のパテラに食事でできる3つのこと

では、老犬のパテラに対して食事でできるケアには、どのようなものがあるのでしょうか?

関節の健康維持には、体重や筋肉量、栄養状態が大きく影響します。

特に老犬では加齢によって筋肉量が減少しやすく、消化吸収機能が低下する傾向があるため、食事管理がより重要になります。

それぞれを詳しく見ていきましょう。

①体重管理

老犬のパテラでは太らせないことと、痩せすぎないことの両方が大切です。

老犬になると基礎代謝や運動量が低下するため、若い頃と同じ食事量では肥満になりやすい傾向があります。

一般的に、肥満になり体重が増えると、関節にかかる負担も大きくなることが多いです。

特にパテラでは膝蓋骨が正常な位置からずれやすいため、体重増加によって脱臼しやすくなったり、症状が悪化したりする原因になることが少なくありません。

一方で、体重を減らそうとすると、今度は筋肉まで減少してしまい、膝を支える力が弱くなる恐れがあります。

そのため、過度な栄養制限には注意が必要で、適切な栄養管理を行うことが重要です。

②筋肉の維持

筋力が低下すると膝関節が不安定になりやすく、膝蓋骨が外れやすくなる傾向があるため、パテラの悪化につながることが珍しくありません。

老犬では加齢に伴って筋肉量が減少しやすくなります。

また、痛みから歩く機会が減ると筋肉はさらに衰え、関節がより不安定になるという悪循環に陥ることもあります。

そのため、老犬では十分な栄養を確保しながら筋肉量を維持することが重要です。

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③栄養バランスの整った食事

関節や筋肉の健康を維持するためには、必要な栄養素をバランスよく摂取することが基本になります。

パテラでは、体重管理のために過度にカロリー制限をしたり、特定の栄養素だけを多く摂ったりしても、症状が改善するというものではありません。

例えば、

  • 良質なタンパク質は筋肉の維持をサポートする
  • 必須脂肪酸は関節の健康維持に役立つ
  • 抗酸化成分は老化による細胞へのダメージ対策に役立つ

など、それぞれの栄養素に異なる役割があります。

また、高齢になると消化吸収機能が低下しやすくなるため、若い頃と同じ食事では必要な栄養が十分に摂れないことも少なくありません。

食欲が低下している老犬では、限られた食事量の中でも効率よく栄養を摂取できるよう、食材にも配慮することが大切です。

老犬のパテラに配慮した食事管理のポイント

では、パテラがある老犬では、どのような点に注意しながら食事管理を行えばよいのでしょうか?

食事管理のポイント
  1. 愛犬に合った給餌量を与える
  2. 良質なタンパク質の摂取を意識する
  3. 関節の健康維持に役立つ成分も取り入れる
  4. 食べやすさや嗜好性に配慮する

それぞれを詳しく見ていきましょう。

①愛犬に合った給餌量を与える

老犬のパテラの食事管理でまず意識したいのが「給餌量」です。

定期的に体重や体型(ボディコンディションスコア)を確認しながら、愛犬に合わせて給餌量を調整しましょう。

以前と同じ量を与えているだけでは、パテラの痛みから運動量が減っている老犬の場合、徐々に体重が増えてしまうことがあります。

一方で、加齢に伴い食欲が落ちて体重が減少している場合は、筋肉量まで失われることも少なくありません。

以下に愛犬の情報を入力すると自動で給餌量が計算できますので、ぜひ使ってみてください。

計算入力項目

1日の必要カロリー量

--- kcal

1日の給餌量目安

--- g

【 1回あたりの分量目安 (g) 】

2回食
---g
3回食
---g
4回食
---g
5回食
---g

なお、市販のフードに記載されている給餌量はあくまでも目安であり、すべての犬に当てはまるわけではありません。

実際は、

  • 年齢
  • 体格
  • 避妊・去勢の有無
  • 運動量
  • 持病の有無

などを考慮して、愛犬に必要なエネルギー量を算出します。

カロリー計算については、以下の記事をご覧ください。

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②良質なタンパク質の摂取を意識する

老犬では若い頃に比べて消化吸収機能が低下しやすいとされており、筋肉を維持するためには良質なタンパク質を継続的に摂取することが大切です。

特に、パテラによる痛みや運動量の低下が加わると、筋肉量の低下スピードはさらに速くなる傾向があります。

ただ一方で、良質なタンパク質がいいからといって、むやみに高タンパク質のフードを与えることは良くありません。

腎臓病や肝臓病などの持病がある老犬では、タンパク質の量を調整する必要がある場合もあります。

また、高タンパク質のフードは、高脂肪・高カロリーのものも多いです。

そういった食事を過剰に与えると、体重増加につながり、かえって関節への負担が大きくなる可能性があります。

そのため、持病がある場合は獣医師に相談しながら食事内容を決めることが大切です。

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③関節の健康維持に役立つ成分も取り入れる

パテラそのものを改善する成分ではありませんが、関節の健康維持をサポートする成分をサプリメントで取り入れることもできます。

一般的に、関節の健康維持によく用いられる成分をまとめました。

成分特徴
グルコサミン関節軟骨の基礎的な成分であるグリコサミノグリカン(GAG)を構成する成分の1つで、関節の健康をサポートする働きが期待されています。
コンドロイチン関節軟骨を構成する成分の1つで、ムコ多糖の1種です。
関節軟骨の中で水分を引き寄せるように働き、関節軟骨の保水性や弾性を保つことで、関節の動きを滑らかにする効果が知られています。
MSM(メチルスルフォニルメタン)イオウ化合物の1種で、関節の炎症や痛みを鎮める働きが期待されています。
オメガ3脂肪酸(EPA・DHA)抗炎症作用があるとされ、関節の痛みや炎症の緩和のほか、皮膚や被毛、脳、心臓、腎臓などの健康維持への効果が知られています。
ビタミンビタミンCやビタミンEなどの抗酸化ビタミンは、加齢による酸化ストレスから体を守る働きをサポートします。
L-カルニチン脂肪のエネルギー代謝を助ける成分で、適正体重の維持や筋肉の健康維持をサポートします。
ASU(アボカド大豆不けん化物)関節の炎症を軽減する、軟骨を保護するといった効果が期待されています。
非変性Ⅱ型コラーゲン関節軟骨の材料となる成分であるほか、関節内の過剰な炎症反応を抑える作用が期待されています。
また、Ⅱ型コラーゲンは熱に弱く、抽出過程で「非変性」である方がよいと考えられています。
プロテオグリカン関節軟骨の水分を除いた成分のうち、約75%がⅡ型コラーゲン、約15%がプロテオグリカンであるといわれています。
関節の健康のほかに、皮膚の健康をサポートすることも知られています。

これらはあくまで関節の健康維持をサポートする成分であり、パテラを治療するものではありません。

パテラの症状が進行している場合は、食事や栄養管理だけに頼らず、適切な治療を受けることが重要です。

また、愛犬の状態に合ったサプリメントを選ぶ必要があるため、取り入れる前には一度獣医師に相談するようにしましょう。

④食欲が落ちている老犬は食べやすさや嗜好性にも配慮する

老犬になり、さまざまな原因で食欲が低下している場合は、食べやすい食事や嗜好性の高い食事を用意しましょう。

老犬になると、食欲の低下や嗅覚・味覚の衰え、噛む力の低下などによって食事量が減ることがあります。

十分な栄養が摂れなくなると、筋肉量が減少してパテラの悪化につながる可能性もあるため、食べること自体をサポートする工夫が必要です。

食べやすさや嗜好性の工夫の例

  • 食事を人肌程度に温める
  • ドライフードをぬるま湯でふやかす
  • 食器を台に乗せて高さをつける
  • ウェットフードを取り入れる
  • 食事の回数を増やす

また、食欲が落ちた状態が続いたり、急激な体重減少がみられたりする場合は、パテラだけでなく他の病気が隠れている可能性もあります。

そのような場合は自己判断せず、早めに動物病院を受診することが大切です。

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パテラの老犬におすすめの食材

では、パテラがある老犬におすすめの食材とは、どのようなものがあるのでしょうか?

具体的な食材としては、良質なタンパク質を含み、低脂質・低カロリーで、消化吸収がよい食材が挙げられます。

それぞれを詳しく見ていきましょう。

①卵

卵は、良質なタンパク質を効率よく摂取できる食材です。

筋肉の維持に必要な必須アミノ酸をバランスよく含み、アミノ酸スコアは100と言われています。

消化吸収にも優れているため、筋肉量が低下しやすい老犬にも適しています。

また、ビタミンやミネラルも含まれており、健康維持をサポートする栄養価の高い食材です。

与える際は、加熱したものを与えるようにしましょう。

アミノ酸スコアとは
食品に含まれる必須アミノ酸のバランスを100点満点で評価した指標です。
タンパク質はアミノ酸でできていますが、そのうち必須アミノ酸は体内で十分に合成できないため、食事から摂取する必要があります。

アミノ酸スコアが100の食材は、その必須アミノ酸をバランスよく含んでいるということを示しています。

②鶏ささみ・むね肉

鶏ささみやむね肉は、高タンパク・低脂肪で体重管理を行いたい老犬にも取り入れやすい食材です。

こちらの食材も、アミノ酸スコアは100と言われているため、良質なタンパク質を摂取することができます。

ただし、皮は脂質が多いため、取り除いてから加熱して与えることをおすすめします。

また、慢性腎臓病などのタンパク制限が必要な病気がある場合や、鶏肉にアレルギーがある場合は、使用しないようにしましょう。

③白身魚

白身魚は消化しやすく、アミノ酸スコアは100と言われているため、良質なタンパク質を摂取するのに適した食材です。

また、魚種によってはオメガ3脂肪酸が含まれているため、関節のケアに向いています。

さらに、鶏肉と比べアレルギーにもなりにくい特徴があります。

ただし、脂質が多い傾向があるため、注意が必要です。

骨は必ず取り除き、加熱してから与えるようにしましょう。

④ブロッコリー

ブロッコリーにはタンパク質はあまり含まれていないものの、ビタミンCやビタミンEといった抗酸化成分が多く含まれることが知られています。

低脂質であることから、体重管理にも向いています。

与えすぎると下痢や軟便につながることがあるため、茹でてから細かく刻み、トッピング程度の量で与えるようにしましょう。

⑤人参

人参には食物繊維やβ-カロテンなどが含まれており、抗酸化作用が期待されています。

こちらも低脂質であることから、体重管理にも向いています。

生のまますりおろすか、茹でてから細かく刻んで与えましょう。

老犬のパテラで食事とあわせて見直したい生活環境

パテラがある老犬へのケアでは、食事管理や栄養管理だけでなく、生活環境を整えることも非常に重要です。

どれだけ栄養バランスに配慮した食事を与えていても、毎日膝に負担がかかる環境で生活していると、症状の悪化につながる可能性があります。

では、どのような点に注意すべきなのでしょうか?

注意したい5つのポイント
  1. 滑りにくい床にする
  2. 段差を減らす
  3. 無理のない運動を行う
  4. 「冷え」に注意する
  5. 定期的に通院する

それぞれを詳しく見ていきましょう。

①滑りにくい床にする

フローリングなどの滑りやすい床は、老犬の足元が不安定になることで、膝関節へ大きな負担がかかるため、滑り止めマットやカーペット、ペット用の床材などを活用し、愛犬が安心して歩ける環境を整えましょう。

また、転倒やパテラの悪化によって、前十字靱帯やほかの関節を痛めるケースも珍しくありません。

さらに、爪や足裏の毛が伸びすぎていると滑りやすくなるため、定期的な爪切りや足裏の毛のカットも忘れずに行うことが大切です。

②段差を減らす

ソファやベッド、玄関などの段差の乗り降りは、老犬の膝関節へ大きな負担をかける可能性があるため、段差を減らす配慮も必要です。

特に老犬では筋力や運動機能が低下する傾向があるため、若い頃は問題なかった高さでも負担やケガにつながることも珍しくありません。

スロープや階段を設置したり、高い場所に自由に上り下りできないよう工夫したりするようにしましょう。

③老犬に無理のない運動を行う

「パテラだから運動させないほうがいい」と考える飼い主様もいますが、適度な運動は筋肉を維持するために欠かせないため、老犬に無理のない範囲で運動を行うことが大切です。

老犬では、運動不足になると筋力が低下しやすく、膝蓋骨がより不安定になることで、パテラがさらに悪化しやすくなる可能性があります。

一方で、激しい運動や急な方向転換、ジャンプを伴う遊びは膝への負担が大きいため避けましょう。

そのため、老犬では、

  • ゆっくりとしたスピードで歩く
  • 平坦な道を歩く
  • 疲れる前に切り上げる

といった、体力に合わせた配慮を行う必要があります。

歩き方がいつもと違う、散歩を嫌がる、足を挙げる時間が長くなったなどの変化があれば、無理に運動を続けず獣医師へ相談しましょう。

④「冷え」に注意する

老犬では基礎代謝が低下することで、「冷え」を感じやすくなる傾向があるため、室温を適切に保ち、必要に応じて犬用のベッドやブランケット、洋服などを活用して体を冷やさないようにしましょう。

寒さによって筋肉がこわばると、関節の動きが悪くなり、歩き始めに違和感や痛みが出やすくなることも珍しくありません。

また、散歩は暖かい時間帯を選ぶと、関節への負担を軽減しやすくなります。

⑤定期的に動物病院で経過を確認する

パテラは年齢とともに状態が変化することもあるため、定期的に動物病院で経過を確認しましょう。

特に老犬では、変形性関節症や前十字靭帯断裂へと進行するケースがあり注意が必要です。

「歩き方に問題がないから大丈夫」と思っていても、実際には関節炎が進行していたり、靭帯の部分断裂が起きていたりすることも少なくありません。

食事管理や生活環境の見直しとあわせて、定期的な診察を受けることで、愛犬の痛みや違和感にも早く気づいてあげることができます。

老犬のパテラと食事に関するよくあるQ&A

ここでは、老犬のパテラと食事に関するよくある質問をまとめました。

太っていない老犬でもパテラなら体重を減らしたほうがいい?

愛犬が適正体重であれば、無理に体重を減らす必要はありません。

パテラでは肥満を防ぐことが重要ですが、痩せすぎも筋肉量の減少につながり、膝関節を支える力が弱くなる原因につながる可能性があります。

特に老犬では体重と同様に筋肉量も重要になるため、適正体重を維持しながら十分な栄養を摂ることを心がけましょう。

関節サプリは飲ませたほうがいい?

サプリメントを飲ませたほうがいいか悩むときは、まずは獣医師に相談してみましょう。

関節のサプリメントは、パテラがある老犬の関節の健康維持をサポートする目的で利用されることがあります。

ただし、パテラそのものを治療したり、脱臼を元の状態に戻したりする効果は期待できません。

サプリメントはあくまでも食事管理の補助として考え、症状や持病に合わせて獣医師と相談しながら取り入れることをおすすめします。

パテラと診断されたけど、どんな変化があったら動物病院を受診したらいい?

パテラと診断されていても、以下のような症状が見られた場合は、早めに動物病院を受診しましょう。

  • 足を着かない
  • 触ると鳴く
  • 歩くことを嫌がる
  • 後ろ足を引きずる
  • 足の変形や腫れがある

こうした症状は、老犬がパテラから痛みや違和感を覚えている可能性があります。

パテラに療法食はある?

パテラに限定したものではありませんが、体重管理や関節の健康維持を目的とした療法食は販売されています。

どのフードが適しているかは体重や年齢、持病によって異なるため、自己判断で切り替えず、獣医師のアドバイスを受けると安心です。

もし持病がある場合や、現在のフードから変更できない場合であれば、サプリメントを追加することでケアを行うことがおすすめです。

ほかに持病があるけど、食材やサプリメントを追加していい?

持病がある場合は、自己判断で食材やサプリメントを追加せず、獣医師に確認をしましょう。

例えば、腎臓病ではタンパク質やリンの調整が必要になることがあり、心臓病ではナトリウム量への配慮が必要になる場合があります。

また、サプリメントの成分が服用中の薬と相互作用を起こす可能性もあるため、安全のためにも事前に獣医師へ相談するようにしましょう。

まとめ|老犬のパテラは食事と生活習慣の見直しで健康維持をサポートしよう

老犬のパテラは、加齢による筋力低下や関節の老化が重なることで、若い頃よりも症状が進行しやすくなる傾向があります。

食事だけでパテラを治すことはできませんが、適正体重の維持や筋肉量の維持、栄養バランスに配慮した食事は、膝への負担を軽減し、健康維持をサポートするうえで欠かせない要素です。

また、滑りにくい床づくりや段差を減らす工夫、無理のない運動など、毎日の生活環境を見直すこともパテラの悪化予防につながります。

食欲が低下しやすい老犬では、食べやすさにも配慮しながら、必要な栄養をしっかり摂取できるよう工夫しましょう。

もし「足を着かない」「痛みが強そう」「歩き方が急に変わった」などの異変がみられた場合は、症状が進行している可能性もあります。

食事や生活管理だけで対応しようとせず、早めに動物病院を受診することが大切です。

老犬のパテラはグレードや進行状況によって適した治療法が異なるため、定期的に獣医師の診察を受けながら、その時々の状態に合わせて食事や生活管理を見直していきましょう。

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この記事を書いた人

浅川 雅清のアバター 浅川 雅清 獣医師

2016年日本大学生物資源科学部獣医学科卒。
同年よりペットショップ併設の動物病院にて勤務。
犬・猫・うさぎ・ハムスターの診察を中心に、ペットショップの生体管理や採用業務、ペット用品の開発に携わる。
1年間の院長経験を経て、2024年よりフリーランスとして独立。2026年6月に浅川ペットケアクリニック開院。
現在は診療業務の他、オンラインでの医療相談、往診、コラム作成、SNS監修、多数の商品監修などを行っている。

【保有資格】
獣医師国家資格 / JADP認定動物介護士(R) / 犬の栄養管理士マスター / 日本獣医腎泌尿器学会認定医(2026年4月~)/ Hillsフードアドバイザープログラム修了 / ノビバックワクチンアドバイザープログラム修了

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