愛犬がシニア期になると、「もっと食べやすくする方法はないかな?」「もっと栄養を摂ってほしいときはどうしたらいいだろう」と悩んだりしますよね。
そんなときは、ドッグフードをミキサーにかけてみてはどうでしょうか。
ミキサーを使うと、流動食のような柔らかい食事を簡単に作れたり、フードをふやかす時間を短縮することができます。そのうえ実は、栄養上のメリットもあるんですよ。
この記事では、犬の管理栄養士の私が、フードをミキサーにかけるメリットやおすすめのクラッシャー、具体的な手順などを紹介します。
老犬が思うようにごはんを食べられないときは、ぜひ参考にしてください。
老犬のドッグフードをミキサーにかけるメリット

老犬のドッグフードをミキサーにかける大きなメリットは、栄養価の高いフードを愛犬が食べやすい柔らかさに調整できることでしょう。
例えば、シニア期に便利なウェットフードは、100gあたりのカロリーが低いものが多いです。
そういったウェットフードを選ぶと、1日に必要なカロリーを補うためにたくさん食べなければなりません。食が細くなってきた老犬の負担になってしまうことがあるのです。
そんな時、ウェットよりもカロリーの高いドライフードをふやかしてミキサーにかければ、柔らかく食べやすい高栄養のドッグフードができるのです。※ミキサーにかけてからふやかしてもOK
また、市販の手作りフードやウェットフードをもっと滑らかな食感にしたいときにもミキサーは活躍します。
愛犬のその日の状態や気分に合わせて柔らかさを調整できるので、ドッグフード用のミキサーはシニア期に重宝するでアイテムです。
購入を迷っているのであれば、1台持っていても損はないはずですよ。
老犬のドッグフードに使えるミキサー2選

ここでは、私たちがおすすめするドッグフード用のミキサーを2つ紹介します。
飼い主さんの中にはハサミや包丁で粒を粉砕する人もいますが、手を怪我してしまったり時間がかかることがあるのであまりおすすめできません。
専用ミキサーを使うほうが安全で楽にフードを砕くことができるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
【ペティオ】 ヘルスプログラム フードクラッシャー ハンディ

ペットフードやおやつを、食べやすい大きさに砕ける手動タイプのクラッシャーです。
手動といっても、手で押すだけなので強い力は必要ありません。少しずつ砕けるので、愛犬が食べやすい大きさになるまで微調整しやすいですよ。
また、多くのペットショップで取り扱われているメーカーなので、気軽に手に入りやすいところもポイントです。
この商品は、いぬのじかんチームメンバー「たかだなつき」のおすすめアイテムでもあります。
- 分解して洗える!
- 安いけど丈夫!(5~6年愛用中)
- 力がいらない!(通常のフードやジャーキーで困ったことはない)
ただ、受け皿がプラスチックのような素材なので、使っているうちに傷がついてしまうことがあります。
製品の仕組み上仕方がないことではありますが、それが唯一のマイナスポイントです。
「傷がついても動作に問題がなければ良い!」「コスパの良いクラッシャーが欲しい!」という飼い主さん向きのクラッシャーでしょう。
| 価格 / 内容量 | 3,498円 / 約80ml |
| 原材料 |
本体:ABS樹脂 刃:ステンレス 本体カバー:AS樹脂 刃保護カバー、カップ ポリプロピレン |
| 耐熱温度 |
本体:80℃ 本体カバー:100℃ 刃保護カバー・カップ:140℃ |
【マルカン】らくらくブレンダーミニ

らくらくブレンダーミニは、USB充電式の自動フードクラッシャーです。
ボタンを押すだけでドライフードを手早く粉砕してくれるので、時短を重視したいときにはピッタリでしょう。
内容量が200mlもあるので、大型犬や多頭飼い家庭のごはんを用意するときにも便利ですよ。
らくらくブレンダーミニの口コミを調査してわかったおすすめポイントは以下の通りです。
- 時短になった
- 程よい粒感にできる
ただ、一方ですぐに壊れてしまったという声も見られました。便利なぶん、精密な機械になっているようです。
「楽に細かくしたい」「できるだけ均一なサイズにしたい」というときに特におすすめのクラッシャーです。
老犬のドッグフードをミキサーで早くふやかす方法【写真付き】

フードを適量ミキサーに入れる。
※ミキサーの種類によって容量の上限あり
老犬のドッグフードを早くふやかしたいときは、事前にミキサーで粒を粉砕してから水やぬるま湯を加えましょう。
ただし、このとき1点注意が必要です。専用のフードクラッシャーを使わないと、粒の粉砕に時間がかかることがあります。
私はドッグフード用ではないフードプロセッサーを使用しましたが、刃の大きさよりもドッグフードの粒が小さく、なかなか粉砕できませんでした。
結果、とても時間がかかってしまったうえに、ふやかしにも時間がかかり、30分置いてもふわふわ食感にはならないという結果に…。
忙しい朝など早くふやかしたいときは、ドッグフード専用のクラッシャーを使ってできるだけ細かくすることをおすすめします。
また、ある程度細かくしてもふやけづらいフードがあることは覚えておきましょう。
ふやけやすさ・ふやけ方は、フードの製法や原材料によって異なります。
老犬のドッグフードをミキサーで流動食にする方法【写真付き】

ドッグフードを水やぬるま湯でふやかす。
ドッグフードをふやかした後に、さらに少量水を加えてミキサーにかけると、流動食をつくることができます。
加える水の量は、愛犬が飲み込みやすい状態になるよう適宜調整するようにしてください。
あらかじめ、水を多めに入れてフードをふやかした方が早いと思うかも知れませんが、失敗してしまう可能性があるのでおすすめできません。
まず一旦、ドライフードが被る程度の水量でふやかしてから水を加えたほうが、愛犬に合わせて粘度を調整しやすいのでおすすめです。
また、今回はドライフードで流動食をつくりましたが、ウェットフードに水を加えて作ることもできます。
もともと流動食にも使えるよう設計されているウェットフードもあるので、チェックしてみるといいでしょう。
ドッグフードをミキサーにかけるときの注意点

ドッグフードをミキサーにかけるときは、水を入れすぎないように注意しましょう。
食感を変えるために必要な水ですが、入れることで栄養の密度が下がってしまいます。
水を多く入れれば入れるほど、必要なカロリー量をとるためにたくさん食べなければならないのです。
また、味が薄まってしまい美味しくなくなってしまうことも。
フードをミキサーにかけるときは、水を入れすぎないように注意しつつ、できるだけ高栄養のフードを選んでみるといいでしょう。
老犬が食べづらそうなときに試したい与え方の工夫

老犬がごはんを食べづらそうにしているときは、ミキサーを使う以外にも以下のような与え方の工夫があります。
- 食器に高さをつける
- フードを人肌に温める
- 器を変えてみる
- 飼い主さんが食事の補助をする
- 食事回数を増やす
老犬になると、噛む力や飲み込みづらさの他にも、様々な理由からごはんを食べづらくなってしまうことがあります。
そのため、食器に高さをつけて姿勢の辛さをカバーしたり、フードを人肌に温めて香りを立たせ、嗅覚を刺激してあげるなどの工夫が必要です。
また、ただ愛犬が食べ始めるのを待つだけではなく、飼い主さんの手に乗せて口元まで運んだり、スプーンで食べさせてあげるなどの補助をしてあげるのもいいでしょう。
私も長らくシニア期の愛犬にスプーンで食事を与えていましたが、量やペースを調整できるので誤飲も防ぎやすくて良かったと思っています。
以下の記事では、食べない時の対処法を詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
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老犬が食べないときのQ&A

まとめ|ミキサーを使うと老犬のドッグフードを食べやすくできる

シニア期は、愛犬の状態に合わせて食事を工夫していかなければならないので、ミキサー(フードクラッシャー)があると便利です。
ミキサーにかけることで、愛犬のお気に入りのフードを食べやすい食感にアレンジすることができたり、流動食をつくることもできます。
また、ミキサーで細かく粉砕してからふやかすことで時間短縮になることも。
私は調理用のフードプロセッサーで行いましたが、あまりうまくいきませんでした。
ミキサーが気になっているときは、ペット用で検討してみることをおすすめします。
愛犬が栄養のある食事を少しでも多く食べれるよう、ぜひ試してみてくださいね。










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